インジェクションコントラー装着！しかし・・・

マフラー交換による、燃調の狂いをなんとかする為、ついにインジェクションコントローラー装着に取り掛かりました。。。しかし・・・（結果は、最後までお読みください・・・笑）

【POWER BOOSTER】

















 

ピアジオ製エンジン用のサブコンになります。
詳細は、（株）ベスパの菊池さんのブログ（下記URL参照）をご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/k_wangan357/folder/413824.html

ちなみに、菊池さんから聞いた話ですが、リーダー、クオーサー、マスターエンジンは、ノーマル状態でも燃調が薄めのとの事。

おそらく、排気ガス規制の為に、燃料を薄くしているのではないか？との事です。
（そういう事なので、ノーマル車両にポン付けでもトルクがアップするそうです）

我が愛車のスカラベオちゃんも、ノーマル状態でさえアフターファイアーが出ますので、そうではないかな？と思っていたんですが・・・イタリア人は、セッティングまでいい加減なんですかね？（笑）


【サブコン装着準備状態】

















外装、シート、その他もろもろを取り外した状態です。

本来であれば、リア周りもごっそり外さないとインジェクションまで到達出来ません。
めんどくさかったので、かなり無理やりな作業でこの状態に持って行きました（笑）


【インジェクション】

















こんな感じで、インジェクションが付いています。
う～ん・・・キャブとは違い、なんか敷居が高そうでおいそれとは触れない雰囲気が・・・（汗）


【カプラー】

















カプラーを外した状態です。
ここに、サブコンのカプラーを間にかませます。


【サブコン装着】

















サブコンのカプラーをかませます。
装着はワンタッチで、なんとも簡単。


【アース】

















最後にアースを取ります。
ボディアースでも良いのですが、バッテリーのマイナス端子だと間違いが無いので、私はここから取りました。

以上で装着完了！
さて、エンジン始動でセッティングだ～とセルを回します・・・・

エンジン掛からない・・・・（笑）

純正カプラーに戻してみると、問題無くエンジンは掛かるので、これはサブコンの問題だろうと菊池さんへ電話・・・です。
1時間半後、菊池さんがわざわざ自宅までテスト済みのサブコンを持ってきてくれましたが、これでもエンジンは掛かりませんでした。

菊池さんの話によると、メーカーからの回答はマスターでも問題無いとの事。
しかし、アプリリア車両には、販売国によって細かい所に違いがあるそうなので、それが原因のひとつと考えられるとの事でした。
※このサブコンはアメリカ製で、おそらくテスト車両はUS仕様であろうと・・・私のスカラベオはジャパン仕様です。

という訳で、とりあえずインジェクションコントローラー装着は失敗に終わりました。。。（泣）
今の時点では、排圧は若干抜け気味です。
とりあえず、しばらくはインナーバッフル調整でごまかしてみようと思います。

ただ、菊池さんの話によると、アメリカ本国にジャパン仕様で装着出来る（データを変える？）サブコンに変更出来るかどうか（または、その商品があるか）尋ねてみてくれるとの事です。
その商品がある事を願い、サブコン装着への野望は続きます・・・（汗）

追記：（株）ベスパの菊池さんは、豊富な知識の持ち主の方でした。
仕事中にも関わらず、自宅まで代変商品を持ってきて頂き、色々とお話もさせて頂きました。
私と年が近いという事もあり、走り屋世代＆当時乗っていたバイク（G´とか・・・同じの乗っていたんだなこれが・・笑）の事などでも、話が咲きました。
ピアジオ製車両の事で悩んだら、（株）ベスパさんへお邪魔してみると、良い結果が生まれそうですね。

【おまけ】
マスターエンジンのアイドリング調整の仕方を記載します。
おそらく、ピアジオ製エンジンであればほとんど変わりないと思いますので、参考までに・・・
ちなみに、燃調を変更してのアイドル調整では無く、スロットル調整によるものになりますので、お間違えの無いようにお願い致します。

【アイドリング調整用つまみ？】

















赤丸で囲んだ部分（見えづらいですが・・・）が、調整用のつまみです。
すごく小さい星型トルクス（おまけにオス）＆回りが金属で囲まれているので、専用の特殊工具が無いと、調整は不可能です・・・しかし、良い方法が一つ！


【Wナット装着の図】






















赤丸の部分にWナットをかまして高さを調整し固定すれば、アイドリング調整が可能となります。
ナットはたぶん、5ミリか6ミリです。（頭が8ミリ工具だったので）