2004年の1年間&ほんの少しだけ輸入されたオートバイ、スカラベオ500を購入後の記録をしたブログです。
ミスターバイク誌から、マニアックバイクとして取材されたこのバイク!
はたして今後いつまで乗り続けられるか・・・こうご期待!(笑)
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スカラベオ500の駆動系セッティングは、低速の扱いやすさも考えてあるのか、若干もっさり気味の味付けになっています。
個人的には、もう少しメリハリの効いた走りがしたかったので、メンテナンスも兼ねてウエイトローラー(WR)のセッティングをしてみる事にしました。
マロッシから、バリエーターキットも出ているのですが、あれは基本的にレース用パーツであり、耐久性&燃費がかなり犠牲になっていますので、ツーリングメインのスカラベオでは不向きと考えました。
スカラベオ500の車重はかなり重いので、マロッシセッティングだと、Uターン時にコケル可能性を考えた事も、思いとどまった原因の一つです(以前、マジェでヒヤッとした経験あり)。
※マロッシキットの場合、高回転で駆動系に力が加わるようになるので、低速時(低回転時)にクラッチが切れてしまう状態があります。
【駆動系カバー】
サイドカバー&タンデムステップ部分を外し、駆動系カバーを外しました。
ここで驚いた事が一つ!
外側のカバーが樹脂製なのはしょうがないのですが、内側のケースまで安っぽい樹脂性だったのです。
日本製のスクーターは、アルミ製のケースなのが当たり前でしたので、結構驚きました。
別に問題は無いのですが、やっぱりコストの問題なのでしょうかね。。。
【駆動系内部】
駆動系カバーを外した内部です。
※プーリーは、すでに外しちゃいました
一般的なスクーターの構造と同じですね。
違う所と言えば、中央部にベルトのばたつきを抑えるローラーがある程度です。
【クラッチ側】
クラッチ側のビューです。
さすがに、50~250スクーターより、剛性は高そうですね。
分解して調べてみましたが、10000キロぐらいだと、センタースプリング&クラッチシューとも問題は無かったので、そのまま組み込みました。
取り付けの構造が若干、日本製のスクーターと違いましたが、基本的な事は同じですので、まったく問題ありません。
【プーリー】
プーリーを外しました。
私のスカラベオ500は、初期型のようで、6ローラー仕様です。
※後期型は、8ローラー仕様
画像で見ても解る通り、若干の磨耗は有りますが、まだまだ全然使用可能でしたので、そのまま組み込みます。
ここでサプライズがまた一つ(嬉しくはないけど・・・)!
グリスガードが付いて無く、グリスレス仕様だったのです。
日本製のビッグスクーターは、ベルト&WR関係のメンテナンスサイクルが20000キロぐらいなのですが、スカラベオ用のメンテナンスノートを見ますと、10000キロで交換と記述してありました。
確かに、グリスレス仕様だとある意味仕方ないのかな・・・とも考えましたが・・・イタリア人はメーカーに耐久性を求めないのか・・・と小一時間(以下略w)
【スライダーピース】
スライダーピースです。
ほぼ磨耗は無かったのですが、念の為に新品に交換しました。
ちなみに、ベルトも正直まだまだ使用可能の磨耗具合でしたが、やっぱりこちらも新品に交換しちゃいました。
交換したベルトは、いざという時の為に、スペアとして車両に積んであります。
過去に何度か、それで助かった事もありますしね(笑)
【ウエイトローラー】
プーリーから外したばかりの、ウエイトローラー(WR)です。
グリスレス仕様にもかかわらず、磨耗具合はそうでもなく、まだまだ使用可能でした。
こちらも、現在は新品のWRに交換済みです。
一応、純正パーツという事で、マロッシ製のWRより耐久性はありそうですね。
今回は、このWRを加工して、ダッシュ力&扱いやすさを考え、駆動系のセッティングを行いました。
【WR軽量加工】
【ノーマルWRとの比較】※加工前WR:右
旋盤を使用し、WRの軽量加工をしました。
ノーマルWR1個の重さは、約30グラム。
軽量加工後は、25グラムに変更です。
※マロッシバリエーター付属のWRは、1個20グラム
今までの経験と、ハイスピードプーリー販売メーカーのセッティングを参考にしました。
加速&最高速、それから一番大事な扱いやすさを考え、デイトナが参考メーカーです。
WRを25グラム(24グラムだったかも・・・)へ変更した後の感想は
良い
①スタートダッシュが、ノーマルよりアップし、再加速共にメリハリのある加速が出来るようになった。
②エンジンの回転数がアップしたのか、最高速も若干アップ(メーター読み170キロ以上?)
③低速Uターン時にも、クラッチが切れる事がなく、狙い通り。
悪い
①燃費が若干落ちた(リッターあたり、1、2キロ落ちたと思う・・・)
②高回転寄りになった為、耐久性が悪くなる可能性が高い。
以上のようか感じですね。
プーリー側のWR移動部分には、手を加えてないので、最高速に目だった変化は有りません。
今後は、プーリーのOHも兼ねて、マロッシバリエーターのキットを購入し、WRを重くして新たにセッティングしてみたいですね。
【ワッシャー】
駆動系をばらして気がついたのですが、スカラベオ500は、プーリーとプーリーハーフの間に、ワッシャーをかませてありました。
あくまで計算上の話になりますが、このワッシャーを外して外側に移動させれば、ハイギヤになるので最高速がアップするかもしれません。
ただ、加速が間違いなく悪くなるのと、ベルトとのクリアランス、エンジンパワーを考えますと、うまく行くかどうかは分かりません(笑)
純正ベルトも結構な値段なので、リスクを考えると怖くて手が出せないですね。
まあ、最高速よりも扱いやすさが1番大事なので、おそらく手を出す事は無いと思います。
とまあ、以上のような感じで駆動系OHとセッティングを終了させました。
欲を言えば、もっともっと加速を良くしたい・・・というのが本音ですが、それに伴うリスクの事を考えると中々難しい問題です。
排気量が、800CCぐらいあるようなエンジンだったら、このような悩みは無かったかもしれません。
ここで驚いた事が一つ!
外側のカバーが樹脂製なのはしょうがないのですが、内側のケースまで安っぽい樹脂性だったのです。
日本製のスクーターは、アルミ製のケースなのが当たり前でしたので、結構驚きました。
別に問題は無いのですが、やっぱりコストの問題なのでしょうかね。。。
【駆動系内部】
駆動系カバーを外した内部です。
※プーリーは、すでに外しちゃいました
一般的なスクーターの構造と同じですね。
違う所と言えば、中央部にベルトのばたつきを抑えるローラーがある程度です。
【クラッチ側】
クラッチ側のビューです。
さすがに、50~250スクーターより、剛性は高そうですね。
分解して調べてみましたが、10000キロぐらいだと、センタースプリング&クラッチシューとも問題は無かったので、そのまま組み込みました。
取り付けの構造が若干、日本製のスクーターと違いましたが、基本的な事は同じですので、まったく問題ありません。
【プーリー】
プーリーを外しました。
私のスカラベオ500は、初期型のようで、6ローラー仕様です。
※後期型は、8ローラー仕様
画像で見ても解る通り、若干の磨耗は有りますが、まだまだ全然使用可能でしたので、そのまま組み込みます。
ここでサプライズがまた一つ(嬉しくはないけど・・・)!
グリスガードが付いて無く、グリスレス仕様だったのです。
日本製のビッグスクーターは、ベルト&WR関係のメンテナンスサイクルが20000キロぐらいなのですが、スカラベオ用のメンテナンスノートを見ますと、10000キロで交換と記述してありました。
確かに、グリスレス仕様だとある意味仕方ないのかな・・・とも考えましたが・・・イタリア人はメーカーに耐久性を求めないのか・・・と小一時間(以下略w)
【スライダーピース】
スライダーピースです。
ほぼ磨耗は無かったのですが、念の為に新品に交換しました。
ちなみに、ベルトも正直まだまだ使用可能の磨耗具合でしたが、やっぱりこちらも新品に交換しちゃいました。
交換したベルトは、いざという時の為に、スペアとして車両に積んであります。
過去に何度か、それで助かった事もありますしね(笑)
【ウエイトローラー】
プーリーから外したばかりの、ウエイトローラー(WR)です。
グリスレス仕様にもかかわらず、磨耗具合はそうでもなく、まだまだ使用可能でした。
こちらも、現在は新品のWRに交換済みです。
一応、純正パーツという事で、マロッシ製のWRより耐久性はありそうですね。
今回は、このWRを加工して、ダッシュ力&扱いやすさを考え、駆動系のセッティングを行いました。
【WR軽量加工】
【ノーマルWRとの比較】※加工前WR:右
旋盤を使用し、WRの軽量加工をしました。
ノーマルWR1個の重さは、約30グラム。
軽量加工後は、25グラムに変更です。
※マロッシバリエーター付属のWRは、1個20グラム
今までの経験と、ハイスピードプーリー販売メーカーのセッティングを参考にしました。
加速&最高速、それから一番大事な扱いやすさを考え、デイトナが参考メーカーです。
WRを25グラム(24グラムだったかも・・・)へ変更した後の感想は
良い
①スタートダッシュが、ノーマルよりアップし、再加速共にメリハリのある加速が出来るようになった。
②エンジンの回転数がアップしたのか、最高速も若干アップ(メーター読み170キロ以上?)
③低速Uターン時にも、クラッチが切れる事がなく、狙い通り。
悪い
①燃費が若干落ちた(リッターあたり、1、2キロ落ちたと思う・・・)
②高回転寄りになった為、耐久性が悪くなる可能性が高い。
以上のようか感じですね。
プーリー側のWR移動部分には、手を加えてないので、最高速に目だった変化は有りません。
今後は、プーリーのOHも兼ねて、マロッシバリエーターのキットを購入し、WRを重くして新たにセッティングしてみたいですね。
【ワッシャー】
駆動系をばらして気がついたのですが、スカラベオ500は、プーリーとプーリーハーフの間に、ワッシャーをかませてありました。
あくまで計算上の話になりますが、このワッシャーを外して外側に移動させれば、ハイギヤになるので最高速がアップするかもしれません。
ただ、加速が間違いなく悪くなるのと、ベルトとのクリアランス、エンジンパワーを考えますと、うまく行くかどうかは分かりません(笑)
純正ベルトも結構な値段なので、リスクを考えると怖くて手が出せないですね。
まあ、最高速よりも扱いやすさが1番大事なので、おそらく手を出す事は無いと思います。
とまあ、以上のような感じで駆動系OHとセッティングを終了させました。
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バイクをいじる事と、フィッシング(最近は特に渓流ルアー)をこよなく愛するおじさんです。
スカラベオ500以外の愛車は、後方排気TZR、キムコ レーシングキングと、すべてマニアックな車種だったりする。。。
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