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2004年の1年間&ほんの少しだけ輸入されたオートバイ、スカラベオ500を購入後の記録をしたブログです。 ミスターバイク誌から、マニアックバイクとして取材されたこのバイク! はたして今後いつまで乗り続けられるか・・・こうご期待!(笑)
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私のスカラベオ500は、フロントキャリパーをブレンボ製4ポットキャリパーに変更してあります(連動式の為、フロント側のみ)。
変更したとき、純正マスターは固めのタッチと感じたので、ノーマルのグリメカ(12ミリ)マスターをそのまま使用していたのですが・・・


さすがに、対向4ポットキャリパーには柔らかすぎしました(笑)


そんな訳で14ミリマスターシリンダーに変更したのですが、まさかこんなに苦労する事になるとは・・・(汗)

事前に調べていたので解っていたのですが、アプリリア製ビッグスクーター(アトランティック、スカラベオ等)のアクセルホルダーは、Fブレーキマスターと一体式になっています。
おまけに、アクセルグリップも一般的なバイクと違い、特殊な構造なので簡単にマスター変更のみ・・・という訳には行きません。

そんな訳で、グリップ加工&社外ハイスロ&他車流用スイッチ加工をすれば、なんとかなるんじゃないかと思っていたのですが・・・


【アルミ製ハイスロ】
PICT0032.jpg
















 


ヤフオクで購入した、海外メーカー?製のハイスロです。
アクセルワイヤーの差込口は、一般的なタップ式だったのですが・・・

【純正アクセルホルダー】(ワイヤー差込口側)
cba18dab.jpg
















なんじゃこりゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!
アクセルワイヤーの固定が、一般的なタップ式ではありません・・・・
言葉で説明し辛いですが、ワイヤーに長方形の金属板が付いていて、それを差込んでクルっと回すタイプだったんです。。。

正直、こんな構造だったとは知らなかったもので、ハイスロを無駄にしてしまいました・・・(泣)
この日は、いったん計画は挫折・・・
後日、どうしてくれようか考えた結果は・・・




「商品が無いなら作れば(加工すれば)良い!」っ
ていうノリで行く事に(笑)



という訳で、こんな感じに・・・
PICT0015.jpg
















しっかりとアクセルホルダー&グリップが完成しています。
その方法とは・・・・

【アトランティック125用Fブレーキマスター】
m.jpg
















ヤフオクで購入しました。
スカラベオとマスター計、アクセルホルダーのサイズは同じ・・・だと思い、だめもとで購入(笑)
んで・・・

PICT0013.jpg














PICT0014.jpg

















サンダーでマスター部分をぶったぎり、ホルダーの部分のみを残しました(笑)
これは、仕上げを簡単にすませて塗装のみと・・・

【アトランティック200用、アクセルグリップ】
PICT0011.jpg
















こいつを・・・ぶった切り&ヤスリ加工して・・・
※スカラベ&アトラン用のグリップホルダは細く加工しないと、一般的に発売されているグリップが装着出来ません。。。ようするに、太いんです(汗)

PICT0019.jpg














PICT0020.jpg

















こんな感じに(笑)

スカラベオ500用のアクセルと、サイズ&ワイヤーホルダーとも同じです!(ラッキー♪)
ここまで同じであれば、あとは・・・

PICT0018.jpg
















純正パーツをばらして・・・
PICT0021.jpg
















アクセルワイヤーホルダーが同じかどうか確認し・・・
PICT0027.jpg
















スイッチBOX(ヤマハ純正品・・・ジール250用を加工)の配線を調べて、純正配線に接続!
もちろん、純正の配線は途中でぶった切り(笑)

PICT0031.jpg
















ニッシンRCマスター(本当はブレンボにしたかった・・・)を使用しましたが、もちろんそのまま装着など出来るはずも無く、ブレーキオイルカップステーを加工して・・・
※おそらくバーハン仕様にしないと、他種類のマスターは使用不可だと思われます!
(ブレーキオイルカップの移動が出来ない為・・・RCマスターは、360度回転可能です)

PICT0033.jpg














PICT0034.jpg

















仮組み完成!
あとは、ミラーステーで高さを調整し・・・
PICT0036.jpg
















ようやく、仕上がりました!

それとまあ、せっかくなんで・・・
PICT0029.jpg
















ブレーキホースはメッシュに変更です(笑)

それから、注意事項ですが・・・
PICT0030.jpg
















グリメカキャリパー&マスターのバンジョウボルトは、ブレンボピッチでした。

キャリパーはブレンボを使用していたので、純正バンジョウボルトをそのまま使用出来たのですが、マスターがニッシン製だった為、バンジョウボルトが装着出来ず・・・(装着するまで、気がつかなかった・・・汗)

今回は、たまたま工具箱の中に該当品が眠っていたので、事なきを得ましたが・・・また、一日を無駄に過ごす所でした(笑)

以上、試行錯誤の結果、なんとかマスター変更作戦は完了です!

さて、マスター変更後のブレーキフィールはと言うと・・・
超カッチリ&剛性があって、まさにレーサー(笑)
ようやく、自分が目指していた通りのストッピングパワーを得る事が出来ました。

ただ、装着しているタイヤの性能が、ブレーキに負けているような感じです。。。
せっかく16インチもある事だし、ハイグリップにすればさらにベストだと思うのですが、いかせん110/80-16という特殊なサイズでは・・・(汗)


調査してみた所・・・気になっているタイヤは

【サイズ変更有り 110/90-16】
・BT-45V(ブリジストン)

【サイズ変更有り 100/90-16】
・TT900GP(ダンロップ)

【サイズ変更有り 110/70-16】
・GTS(ピレリ)


以上の3種類。

BT45は、ツーリングスポーツタイヤとして最高だと思いますが、グリップはどうなんでしょう・・・?
車重があるスカラベオでは、ちょっと役不足かも?

その点、TT900GPは抜群のグリップ力なんですよね~!
しかし、サイズが若干細くなる。

おまけに、上記2社の日本製タイヤは、ハイトが若干上がってしまうんですよね。
スピードメーターの誤差や、その他の弊害も考えられます・・・

結局は、海外メーカーのタイヤになってしまうんでしょうか?(笑)
次回のタイヤ変更まで、色々考えて結論を出すつもりです。
 

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バイクをいじる事と、フィッシング(最近は特に渓流ルアー)をこよなく愛するおじさんです。
スカラベオ500以外の愛車は、後方排気TZR、キムコ レーシングキングと、すべてマニアックな車種だったりする。。。
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